2015年7月21日火曜日

T314 エアブラシ用アクリジョン専用うすめ液 レビュー


どうも担当“J”です。


みなさん連休いかがお過ごしでしたでしょうか。

関東はある程度天候にも恵まれ塗装するには、久々のグッドコンディションでしたよね。暑かったけど。
僕もちょこちょこ作業してました。
むかーしの海賊船のプラモデル組んでみたり、エイ○アンのフィギュアを改修してみたり。


来週末はワンフェスですね。もちろん弊社出展しますのでぜひ遊びに来てください!!



さて、またまた新製品のレビューです。

T314 エアブラシ用アクリジョン専用うすめ液


蓋の色が変わりました!!
開発担当曰くvol○ic風にしたらしい....



アクリジョンのエアブラシ用うすめ液です。

これは....




レビューが難しいです(笑)
けどがんばりますよ!!!!





そもそも、従来のアクリジョン用うすめ液でもエアブラシで問題なく吹けるんですよ。


左:エアブラシ用 右:従来のうすめ液





比較しましょう。。

左:エアブラシ用 右:従来のうすめ液


アクリジョンを薄める時点でひとつ注意していただきたいのが2点。

まず1点目、よく振ってください!!!!!!



これやらないと全然乾かないようです。容器の中で一定の成分が沈殿し、上手く乾燥しません。
このひと手間、忘れがちだし、なにより皆さんにとっては手間以外のなにものでもなく、、申し訳ありません。ご了承ください。。。。






2点目は希釈率です。

従来のうすめ液は1の割合に対して、アクリジョン2~3の割合の希釈でしたが、

エアブラシ用うすめ液は1:1です。お間違いのないようこちらも合わせてご注意ください。




さてさて、早速吹いてみました。


左:エアブラシ用 右:従来のうすめ液


わかる....かな?



どうか、、、どうかわかってください!!!!ww(懇願)



左のほうがキメが明らかに細かいんです。


従来のうすめ液


エアブラシ用



従来のうすめ液は粒子が大きく、少々目立つんです。
この赤丸の部分がわかりやすいかと。


従来のうすめ液







エアブラシ用


あとは艶ですね!!
これは分かっていただけるのではないでしょうか。
エアブラシ用のほうが艶があります。


簡単な原理としては、
従来のうすめ液に比べ、エアブラシ用は乾燥時間をあえて少し遅らせることでより均一な塗膜を作り上げます。


先日新発売した、アクリジョン新色27色と合わせてお使いいただけると嬉しいです!!







T314 エアブラシ用アクリジョン専用うすめ液
弊社製品取扱いの模型店、家電量販店などで発売中です!!








以上おわり~





























2015年7月17日金曜日

ウェザリングカラー第2弾 レビュー

どうも、担当"J"です。


台風ですね。



台風がくるとわくわくしてしまうのが昔からの性分でして、

あわよくば仕事が休みにならないかと期待してしまうのは秘密です笑
今日休みだったら4連休だったのに!!!!!




さてさて、

新製品ラッシュです。

今回のレビューはこちら




Mr.ウェザリングカラー







実は今回わたくし初めてウェザリングカラーを使いました。

ですからどうかお手柔らかに(笑)





では早速使ってみましょう。







ブレニム Mk.Ⅰの翼を用意しました。
無塗装で申し訳ない。





最初はグレイッシュブラウンを使ってみました。

とりあえずジャバジャバ....筆で塗料を置いていきます。

塗料乾燥後に綿棒などで余分な塗料をふき取ると、





いい感じにモールドへ塗料が走ってます!
あと全体的にトーンが落ち着きますね。
イメージとしてはウォッシングにとても近いのかなと思いましたが、出来は全然違いますね。
なんというか、このこのグレイッシュブラウンに関しては砂・泥っぽさ、パサパサした質感があります。



マルチグレーの場合は...









この塗料、なんというかですね、余分な塗料をふき取るときに絶妙にいい具合に色が残ってくれる感じがします。

失敗らしい失敗がない。初めての使用でこのくらいできたら上等です(よね?笑)

あとはその艶感や質感ですね、ウェザリングを想定されて作られているのがよくわかるような色のくすみ具合が表現できます。
















マルチホワイトはあらかじめつや消しブラックを吹いた翼のうえから使いました。
今回はスミ入れ想定の場合ですね。エナメル溶剤で行うのと同じ用量で使えます。
毛細管現象でスーッと色が入ります。


このウェザリングカラー、品名には”ウェザリング”とあるものの、
使いようによっては幅広い用途で使えるようで、

スミ入れもできるし、専用のうすめ液を使えばエアブラシで吹くこともできます。


ウェザリングカラーどうしで調色もできるので、お好きな色も作れます。
あらゆる汚れをはじめ、工夫次第では使いようはたくさんあります。




では最後に、
オフィスに転がっていたピンキータンクを白くしてみたのでご覧ください。
マルチホワイトを筆でジャバジャバやるだけの作業、
二度塗りしましたが時間にして合計10分程度です。
冬季迷彩のつもりです。
この色むらと下地のスケ具合がたまらん!!!














私がぜひ声をだいにして言いたいのですね、


このウェザリングカラー......ほんとに簡単です!!!!

簡単なのに絶妙な風合いが出ます。
この作業で自分の作品への愛着がめちゃくちゃわきますよ!!!



ウェザリングカラー第2弾

全国の模型店、家電量販店などで発売中です。よろしくおねがいします!!!




以上、おわり~~




















2015年7月2日木曜日

T118 Mr.フデピカリキッドを使ってみた

どうも、担当 '' です



最近、ヴィンテージTOYに少しずつのめりこみつつあります.....


どう表現したらよいのでしょうか、あの“味”...


何とも言えないあの魅力...



ヴィンテージのお人形とか、、もう、たまらんです。。。





すみません話が暴走しました。。






今回も新製品です。









こちらの使用感を皆様にお伝えしますよ!!







そもそも....


フデピカリキッドってなんのこっちゃ。
フデピカ?フデピカリ??キッド??リキッド??







詳しくは

フデピカ リキッド

筆がピカリとする液体です。

要は洗浄液と考えていただいて構いません。

が、、、




侮るなかれ。これには筆先へのリンス効果があるんです。


消耗品とはいえ、筆をしょっちゅう買い換えるのももったいないですよね。

これで筆先を 塗装前に 洗浄してください。
筆先へのダメージを軽減できます。
考え方としては髪の毛をシャンプーした後のリンスとほぼ同じです。




ではでは、まず洗浄力を見てみましょう!!!!
 今回はブラシウォッシャーと併用してみます。



注ぎます...


実はこのフデピカリキッド、臭いが弱いです。シンナー臭ほとんどしません。


左からアクリジョン、Mr.カラー、水性ホビーカラーのブラックを筆先で乾燥させたもの。




洗います…….





おぉ~、普通に落ちます。
 このフデピカリキッド、汚れを溶かしたうえで、界面活性剤の効果により筆先をコーティングし、整えるという仕組みです。




きれいに落ちますねぇ。優秀。

洗った後の筆先がこちら。筆先がまとまってますね。よろしい。




 ちなみに、筆を洗った後再度塗装を行う場合は、フデピカリキッドを水で洗い流し、筆先を乾燥させてから使用してください。未乾燥のフデピカリキッドが塗料に触れてしまうと、塗料が溶けてしまいますので。






さて、見せ所はここからです。
マスキングゾルNEO….

ご存知の方も多いかと思いますが、これを塗布後、その筆先が乾燥するとほぼほぼ間違いなくその筆は使い物にならなくなります。

ここまでは剥がせるのだが....


マスキングゾルがまとわりつく


再起不能...





ですが あらかじめ 筆をこのフデピカリキッドでリンスしておくと….こうなります!!!











気持ちえぇぇ….


スルンと取れます。ほんとに“スルン”です。
界面活性剤の効果が見てとれます。
この効果には喜んで頂ける方も多いのではないのでしょうか。




ちなみにマスキングゾルNEOに犯された筆先をフデピカリキッドに漬けてみると







結構取れます。ある程度のリカバリはできますね。
※あくまで本製品は傷んだ筆先のコンディションを回復させるというよりも、傷みにくくするツールとお考えください。





T118 Mr.フデピカリキッド 弊社製品お取扱いの模型店、家電量販店などでご購入いただけます。



以上おわり~。