先日更新した
VM017,018 Mr.スカルプトクレイ & Mr.クレイローラー
のレビュー、読んでいただけましたでしょうか?
あの製品が発売後、コメントやご質問を頂きましたので
今回はそれらにお答えするべく、Mr.スカルプトクレイのレビュー第二弾です!!
まずは..
「このクレイ、固いね!!!!!」
というご意見!
貴重なご意見ありがとうございます。
たしかに仰る通りなのです。
他のクレイに比べると性質上少々固めです。
で...柔らかくするには、
とにかくこねてください!!!
こねるとある程度柔らかくなります。
だからMr.クレイローラーがあると便利です。
それと、あらかじめこうしてナイフなどで細かく切断しておきます。そうするとこね易いです。
ちなみに、この固さ・コシがあるからこそ、細かい造形が可能であるという利点があります。
柔らかい粘土だと、繊細な成形は難しいです。
続いて、
焼き上げ後に切削研磨などの加工ができるのか、盛り足して再度焼けるのか?
というご質問。ありがとうございます!!
さて、
ではテストしましょう.....
コネコネ......
薄い生地を作ります。
くるくる丸めます。
たけのこっぽい |
では焼きましょう!
できた!!!
準備OK!!!
加工します!
まずはぶった切ってみましょう!!!!
ギコギコ... |
ご覧くださいこの断面!!!!!
このスカルプトクレイの特徴として、硬化後に加工してもエッジの部分がぼろぼろ崩れないんです。
特に今回のような薄い生地の重なりなんてのは、いわばエッジの重なりなわけですので、
切断するとぼろぼろ崩れやすいのです。
それでも、まったくもって崩れる様子がありません。
ちなみに彫刻刀で削っても....
大丈夫。
きちんと刃物を当てた通りの切り口です。ボロボロ崩れません。
ヤスリがけ後 |
ヤスリがけ後 |
ヤスリがけも問題なし。
それでは盛り足しを行ってみましょう!
これは.....なんでしょう(笑)
自分でもわかりません。クリーチャーの卵ということにでもしてください!!!笑
適当に盛り付け後、スパチュラで成形。
フチの部分は意識的にしっかりと本体に食いつくように、へばりつけるイメージで盛り足しました。
焼きます。
できました。
予想以上にガッッッチリ食いつきました!!!!!!
フチを削っても
しぶといくらいにがっちりです!
ものすごい食いつきと一体性。
よって....
焼き上がり後の研磨切削加工は可能!
盛り足しも可能です!!!
※ただ、盛り足しはある程度密着面積が広くないと難しいので、その点ご注意ください。
細かな盛り付け(たとえば人の顔の唇だけなど)はポロっと取れる可能性が高いです。
今回はこんなかんじですかね。
皆さんのご意見・ご質問などを発端に今回は稀なレビュー第二弾となりました。
今回の記事が皆さんの疑問解消の機会となればうれしいです!
ぜひお手に取ってみてください。
事務の女の子が作ったカメ |
事務の女の子が作ったカメ |
以上、おわり~