2015年10月28日水曜日

VL01~05 Mr.キャストナーリキッドNEO レビュー



久方ぶりです。担当“J”です。


もうじきハロウィンですね。

おかしもイタズラもおばけも大好きな私なので、大好きな季節です。



模型も作りやすいですよねこの時期は。
涼しいですし、今夏のように雨続きというわけでもないですし、塗装にも向いてます。


模型はできる!ご飯は美味しい!ハロウィン!!秋最高!!

さてさてレビューです。


今回は、Mr.キャストナーリキッドNEOのご紹介。




キャスト用着色塗料、5色展開で登場です。

それでは、

今回はこのたい焼きを原型に、いろんな色で複製してみます!




箱をあけます。

中身はこんなかんじ。GXカラーなどと同じ18mlの大きさのビンです。




そしてこちら今回の作成に必要な材料および道具。



Mr.型取りブロック


Mr.シリコーン


Mr.キャスト2


Mr.シリコーンバリアー



ではまずブロックを組みます



スキマのないようきっちり組みましょう。

今回の原型のたい焼きは片面成形なので、Mr.クレイ2などを使って両面型取りする必要はありません。


シリコーンに硬化剤を入れて、混ぜて....




そっと流し込みます。(※上の画像は少々悪い例です...もうちょっとゆっくり流し込みましょう)
ゆっくり流し込むことで、気泡の発生を防いだり、入り組んだ細かい部分までシリコーンが行き渡ります。




6~8時間で固まります。
硬化確認後、ブロックを分解します。




とれた!!!!
ちょっと埋まってしまいましたね(笑)


ナイフか何かで不要な部分を切り取りつつ取り出しましょう。



これで型が完成です。


さぁ!!ここからが本題ですよ!!


このMr.キャスト2のA液にキャストナーリキッドを混ぜて着色します。

1発目はVL01 レッドを使ってみましょう。


よーく撹拌してください。念入りに。
そうでないと硬化不良を起こしてしまいますからね。

なお、A液100gとした場合、キャストナーリキッドの投入量は最大6gまでです。
それ以上投入すると、これまた硬化不良の原因となります。



シリコーンバリアを型に塗り、

A液とキャストナーリキッドを混ぜたものを、さらにB液と混ぜ合わせた後、
型にそっと流し込みます。








Mr.キャスト2はA液とB液を混ぜることで化学反応を起し、硬化させるのですが、
このA液とB液が混ざると、発熱と共にあっという間に硬化が始まります。

ものの数分で硬化します。





きれい!!!鮮やかな.....あれ?....ピンク?



キャストの特性として、ご存じの方も多いかと思いますが、

キャストは硬化する際に白化します。
ですので、赤のキャストナーリキッドを使用しても、
出来上がりは白が混ざった、ピンクのような色合いになるんです。


このことを頭に入れて投入するキャストナーリキッドの量をコントロールしましょう。


どんどん複製します。








実はこのキャストナーリキッドはキャストナーリキッド同士を混ぜ合わせ、調色することができます。
上の5枚は今回調色したオリジナルの色のたい焼きです。



およげ!たいやきくんの図



色味の展開が一気に広がり、製作の幅も広がるのではないでしょうか。

同じ型でもいろいろな色で複製すると面白いです。

ジオラマのテクスチャーなり、フィギュアの小物なり、使い方はたくさんありますね。



Mr.キャストナーリキッドNEO


弊社製品取扱いの模型店および家電量販店などで好評発売中です!!
よろしくお願いします!!




以上、おわり~