久方ぶりです。担当“J”です。
もうじきハロウィンですね。
おかしもイタズラもおばけも大好きな私なので、大好きな季節です。
模型も作りやすいですよねこの時期は。
涼しいですし、今夏のように雨続きというわけでもないですし、塗装にも向いてます。
模型はできる!ご飯は美味しい!ハロウィン!!秋最高!!
さてさてレビューです。
今回は、Mr.キャストナーリキッドNEOのご紹介。
キャスト用着色塗料、5色展開で登場です。
それでは、
今回はこのたい焼きを原型に、いろんな色で複製してみます!
箱をあけます。
中身はこんなかんじ。GXカラーなどと同じ18mlの大きさのビンです。
そしてこちら今回の作成に必要な材料および道具。
Mr.型取りブロック
Mr.シリコーン
Mr.キャスト2
Mr.シリコーンバリアー
ではまずブロックを組みます
スキマのないようきっちり組みましょう。
今回の原型のたい焼きは片面成形なので、Mr.クレイ2などを使って両面型取りする必要はありません。
シリコーンに硬化剤を入れて、混ぜて....
そっと流し込みます。(※上の画像は少々悪い例です...もうちょっとゆっくり流し込みましょう)
ゆっくり流し込むことで、気泡の発生を防いだり、入り組んだ細かい部分までシリコーンが行き渡ります。
6~8時間で固まります。
硬化確認後、ブロックを分解します。
とれた!!!!
ちょっと埋まってしまいましたね(笑)
ナイフか何かで不要な部分を切り取りつつ取り出しましょう。
これで型が完成です。
さぁ!!ここからが本題ですよ!!
このMr.キャスト2のA液にキャストナーリキッドを混ぜて着色します。
よーく撹拌してください。念入りに。
そうでないと硬化不良を起こしてしまいますからね。
なお、A液100gとした場合、キャストナーリキッドの投入量は最大6gまでです。
それ以上投入すると、これまた硬化不良の原因となります。
シリコーンバリアを型に塗り、
A液とキャストナーリキッドを混ぜたものを、さらにB液と混ぜ合わせた後、
型にそっと流し込みます。
Mr.キャスト2はA液とB液を混ぜることで化学反応を起し、硬化させるのですが、
このA液とB液が混ざると、発熱と共にあっという間に硬化が始まります。
ものの数分で硬化します。
きれい!!!鮮やかな.....あれ?....ピンク?
キャストの特性として、ご存じの方も多いかと思いますが、
キャストは硬化する際に白化します。
ですので、赤のキャストナーリキッドを使用しても、
出来上がりは白が混ざった、ピンクのような色合いになるんです。
このことを頭に入れて投入するキャストナーリキッドの量をコントロールしましょう。
どんどん複製します。
実はこのキャストナーリキッドはキャストナーリキッド同士を混ぜ合わせ、調色することができます。
上の5枚は今回調色したオリジナルの色のたい焼きです。
およげ!たいやきくんの図 |
色味の展開が一気に広がり、製作の幅も広がるのではないでしょうか。
同じ型でもいろいろな色で複製すると面白いです。
ジオラマのテクスチャーなり、フィギュアの小物なり、使い方はたくさんありますね。
Mr.キャストナーリキッドNEO
弊社製品取扱いの模型店および家電量販店などで好評発売中です!!
よろしくお願いします!!
以上、おわり~